過去16年成績表

有馬記念 (G1)

中山競馬場 (芝)右2500m 
サラ3歳以上,オープン (指定),国際 定量
賞金 1着 18,000 2着 7,200 3着 4,500 4着 2,700 5着 1,800 (万円)
コースレコード 2.29.5 (ゼンノロブロイ 2004.12.26)

レースレコード
 2.29.5 (ゼンノロブロイ 2004.12.26)



1998年 グラスワンダー 2002年 シンボリクリスエス 2006年 ディープインパクト
 
 
重要項目
1. 前走GTに出走
2. GT馬
3. 中山コースの連対経験があること
4. 2400m以上の距離で連対経験があること
5. 2走以内に連対していること
6. 1番人気は11連対
7. 3歳馬が11連対とまずまず強い
8. 差し、追込み馬が中心
9. 単勝20倍以上の馬は消しの対象?

予想重視項目の分析・解説(93年以降 連対馬は32頭)
1. 連対馬32頭中29頭が前走GTに出走していた。
前走GT出走でなかった例はグラスワンダー(98〜99年)、タップダンスシチー(02年)の2頭のみ。
2. GT馬の連対は22頭(海外G1馬含む)。
その内前走でGT勝ちを収めていたのは14頭。連対したG1馬のうち22頭中20頭が2200m以上でのGT勝ち。残りの2頭のうち1頭は98年優勝のグラスワンダーで、この時は朝日杯3歳S(1600m)のG1勝ちしかなかった。残りの1頭は02年のシンボリクリスエスで天皇賞・秋(2000m)の勝ち鞍ならあった。
3. 中山コースが初めてとなる場合を除いては、連対馬26頭中23頭が中山コース(もちろん芝)での連対経験があった。中山で連対経験が無かったのは01年優勝馬のマンハッタンカフェ、05年の優勝馬ハーツクライ、06年2着のポップロックの3頭のみ。
4. 32頭中26頭までが2400m以上のレースで連対経験があった。
距離に不安のある馬には辛いレースになる。
5. 32頭中28頭までが2走以内に連対している。
2走内に連対がない4頭のうちの2頭が、98年優勝グラスワンダーと08年2着のアドマイヤモナークの2頭は過去3走以内という条件なら連対していることになる。また02年2着のタップダンスシチーにしても2走前にG3で3着。近走で崩れている馬は危険か。
6. 1番人気は8勝で2着3回で合計11連対。数字的には1人気はまずまず信頼できる。
しかし2番人気はわずか3連対で、本命の決着にはなりにくい傾向にある。
7. 年齢別の連対でみると3歳馬が11連対、4歳馬が13連対、5歳馬が5連対。
出走率の関係から3歳馬がやや有利にも取れる。
8. 最近は差し・追込み馬での決着が続いている。
明確な逃げ馬不在の場合を除き、逃げ馬の好走例は少ない。
9. 連対した馬のなかで単勝20倍以上のオッズを示した馬は僅かに5頭のみ。
また08年アドマイヤモナーク、02年タップダンスシチー、01年のアメリカンボス、94年2着ヒシアマゾン以外の連対馬はすべて単勝人気15倍以下だった。これはヒモ探しに有効なデータとなるか?

ポイント

このレースはハッキリ言って「何でもアリ」のレース。1年ぶりの出走で優勝した馬、半年ぶりの出走で連対した馬、牝馬しかも3歳で連対した馬、3冠馬の当然の優勝など。まさしくその年最後のG1らしいいろんなドラマが展開されるレース。普段競馬をしない人でも有馬記念だけは馬券を買うとういのも珍しくなく、人気もかなり偏ったりするのも惑わされてしまう原因の一つでもある。


「何でもアリ」の中からなにかひとつ信頼できるデータといえば、やはり1番人気の馬か。過去16年で11連対はかなりアテになるデータ。過去1番人気で連を外したのは95年ヒシアマゾン、99年セイウンスカイ、01年テイエムオペラオー、02年ファインモーション、07年メイショウサムソンの5頭。ヒシアマゾンは94年に2着になったとはいえやはり牝馬にはちょっと辛いレース(距離的にも)。セイウンスカイは逃げ馬で目標にされてしまった事、01年テイエムオペラオー、07年のメイショウサムソンは秋天→JC→有馬のキツイローテが敗因だろう。02年のファインモーションにしても道中で折り合いを欠いて暴走気味に乱ペースを演出して敗れた。


さらに過去のデータから見れば、牝馬の連対はかなり少ない。過去16年では07〜08年のダイワスカーレット、94年のヒシアマゾンの3例のみ。
また過去も牝馬が人気を背負ったケースを見ると、08年ダイワスカーレット(1人気)、95年のヒシアマゾン(1人気)、96年ファビラスラフィン(4人気)、97エアグルーヴ(2人気)、98年エアグルーヴ(2人気)、02年ファインモーション(1人気)、06年スイープトウショウ(5人気)、07年ウォッカ(3人気)などがいるが、08年のダイワスカーレットが人気に応えただけで、後はことごとく敗れている。

この08年のケースを除くと牝馬の好走例は94年のヒシアマゾン(6人気)、07年のダイワスカーレット(5人気)の2頭の2着が最高。01年にはトゥザビクトリー(6人気)が3着に来ている例があるだけ。人気どころの牝馬は意外とアテに出来ない面があるという事になる。


また有馬記念に臨むにあたってのステップも重要。過去の傾向を見ても、この秋に有馬記念で走る事を前提とした上でのローテを組んだ馬が有利。基本的には古馬は天皇賞・秋とジャパンカップが最大目標となるケースが多く、それらを使って有馬記念に参戦する頃にはもうお釣りが無くなっているケースが多い。

しかし有馬記念を意識してか秋緒戦→天皇賞・秋、そしてJCをパスして有馬記念に来た馬。あるいは天皇賞秋をぶっつけ本番で使ってJC→有馬記念ときた馬のなど有馬で叩き3走目となる馬の好走例が多い。秋初戦→天皇賞・秋→JC→有馬記念という4連戦のローテを組んだ馬で、有馬記念でも連対を果たした馬は99年素スペシャルウィーク、00年テイエムオペラオー、メイショウドトウ、02年シンボリクリスエス、04年ゼンノロブロイ、08年アドマイヤモナークの6頭だけ。天皇賞・秋、JCで大敗続きだったアドマイヤモナークを除けば、後はすべて現役最強馬と目される馬だった事、そして5頭とも引退するまで故障とは無縁のタフな馬だった事を覚えておきたい。

また3歳馬の成績が良いのも同じ理由が考えられ、京都新聞杯(秋初戦)→菊花賞→有馬記念とくるローテが最も多いからだろう。3歳馬でも秋に4戦したケースはあるが、3歳馬同士の戦いと古馬のトップクラスでの4連戦とでは消耗度が異なる影響とも考えられる。例外的なのは97年の京都大賞典→菊花賞→JC→有馬記念ときた97年のシルクジャスティスくらいだろうか。

また93年のトウカイテイオーの1年ぶりのレース、97年2着マーベラスサンデーの半年ぶりのレースなどの例からもやはり消耗していない馬には注目しておきたい。


最後に重視したいのが長距離適性。ほとんどの連対馬が2400m以上での連対実績、あるいは2200m以上でのG1連対実績を持っていた事、さらに中山初出走だったの6頭を除くと、26頭中23頭が中山コースでの連対経験があった事を重視して馬券を組み立てるのがベストだろう。




過去16年成績表

年度 馬場 着順 馬名 性齢 騎手 タイム 上り 人気 前走 2走前 3走前 中山
コース成績
2400m
以上
08 ダイワスカーレット 牝4 安藤勝 2.31.5 36.4 1 天皇賞・秋
2着
大阪杯
1着
有馬記念
2着
0.1.0.0 0.1.0.0
アドマイヤモナーク 牡7 川田 2.31.8 35.8 14 ジャパンカップ
12着
天皇賞・秋
12着
京都大賞典
2着
1.2.3.1 5.3.4.9
07
マツリダゴッホ 牡4 蛯名 2.33.6 36.3 9 天皇賞・秋
15着
オールカマー
1着
札幌記念
7着
4.1.1.1 0.0.1.2
ダイワスカーレット 牝3 安藤勝 2.33.8 36.6 5 エリザベス女王杯
1着
秋華賞
1着
ローズS
1着
--- ---
06 ディープインパクト 牡4 武豊 2.31.9 33.8 1 ジャパンカップ
1着
凱旋門賞
失格
宝塚記念
1着
2.1.0.0 5.1.0.1
ポップロック 牡5 ペリエ 2.32.4 35.0 6 (豪)メルボルンC
1着
(豪)コーフィールドC
1着
目黒記念
1着
0.0.0.1 4.1.5.3
05 ハーツクライ 牡4 ルメール 2.31.9 35.0 4 ジャパンカップ
2着
天皇賞・秋
6着
宝塚記念
2着
0.0.0.2 0.2.0.4
ディープインパクト 牡3 武豊 2.32.0 34.6 1 菊花賞
1着
神戸新聞杯
1着
ダービー
1着
2.0.0.0 2.0.0.0
04 ゼンノロブロイ 牡4 ぺリエ 2.29.5 35.3 1 ジャパンカップ
1着
天皇賞・秋
1着
京都大賞典
2着
3.2.0.0 3.4.2.1
タップダンスシチー 牡7 佐藤哲 2.29.6 35.7 3 凱旋門賞
17着
宝塚記念
1着
金鯱賞
1着
0.2.1.1 1.4.4.5
03 シンボリクリスエス 牡4 ぺリエ 2.30.5 35.3 1 ジャパンカップ
3着
天皇賞・秋
1着
宝塚記念
5着
3.0.2.0 2.1.3.0
リンカーン 牡3 武豊 2.32.0 37.0 4 菊花賞
2着
神戸新聞杯
4着
ダービー
8着
--- 0.1.0.1
02 シンボリクリスエス 牡3 ぺリエ 2.32.6 34.6 2 ジャパンカップ
3着
天皇賞・秋
1着
神戸新聞杯
1着
2.0.2.0 1.1.1.0
タップダンスシチー 牡5 佐藤哲 2.32.7 35.9 13 京阪杯
5着
AR共和国杯
3着
京都大賞典
3着
0.1.1.0 1.4.4.4
01 マンハッタンカフェ 牡3 蛯名 2.33.1 33.9 3 菊花賞
1着
セントライト記念
4着
阿寒湖特別
1着
0.0.0.2 3.0.0.0
アメリカンボス 牡6 江田照 2.33.3 34.7 13 ジャパンカップ
10着
JBCクラシック
11着
毎日王冠
8着
4.1.4.6 0.0.0.3
00 テイエムオペラオー 牡5 和田 2.34.1 36.4 1 ジャパンカップ
1着
天皇賞秋
1着
京都大賞典
1着
1.1.1.0 4.2.3.0
メイショウドトウ 牡5 安田康 2.34.1 36.5 2 ジャパンカップ
2着
天皇賞秋
2着
オールカマー
1着
1.0.1.0 1.2.1.0
99 グラスワンダー 牡5 的場 2.37.2 34.6 1 毎日王冠
1着
宝塚記念
1着
安田記念
2着
3.0.0.0 1.0.0.1
スペシャルウィーク 牡5 武豊 2.37.2 34.5 2 ジャパンC
1着
天皇賞・秋
1着
京都大賞典
7着
2.0.1.0 4.1.1.1
98 グラスワンダー 牡4 的場 2.32.1 35.3 4 AR共和国杯
6着
毎日王冠
5着
朝日杯3歳S
1着
2.0.0.0 0.0.0.1
メジロブライト 牡5 河内 2.32.2 34.5 3 天皇賞・秋
5着
京都大賞典
2着
宝塚記念
11着
2.1.0.1 4.1.2.0
97 シルクジャステス 牡4 藤田 2.34.8 37.0 4 ジャパンC
5着
菊花賞
5着
京都大賞典
1着
--- 1.1.0.2
マーベラスサンデー 牡6 武豊 2.34.8 36.8 1 宝塚記念
1着
天皇賞・春
3着
大阪杯
1着
0.1.0.0 1.1.1.0
96 サクラローレル 牡6 横山典 2.33.8 36.5 1 天皇賞・秋
3着
オールカマー
1着
天皇賞春
1着
4.0.1.2 2.1.1.1
マーベラスサンデー 牡5 武豊 2.34.2 37.1 3 天皇賞・秋
4着
京都大賞典
1着
朝日CC
1着
--- 1.0.0.0
95 マヤノトップガン 牡4 田原 2.33.6 35.3 6 菊花賞
1着
京都新聞杯
2着
神戸新聞杯
2着
--- 1.0.0.0
タイキブリザード 牡5 坂本 2.33.9 35.4 5 ジャパンC
4着
富士S
2着
宝塚記念
2着
--- 0.0.0.1
94 ナリタブライアン 牡4 南井 2.32.2 34.8 1 菊花賞
1着
京都新聞杯
2着
ダービー
1着
3.0.0.0 2.0.0.0
ヒシアマゾン 牝4 中館 2.32.7 35.2 6 エリザベス女王杯
1着
ローズS
1着
クイーンS
1着
2.1.0.0 1.0.0.0
93 トウカイテイオー 牡6 田原 2.30.9 35.0 4 有馬記念
11着
ジャパンC
1着
天皇賞秋
7着
2.0.0.1 2.0.0.1
ビワハヤヒデ 牡4 岡部 2.31.0 35.3 1 菊花賞
1着
神戸新聞杯
1着
ダービー
2着
1.2.0.0 1.1.0.0


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