シンザン記念 レース回顧


勝ちタイムは1.35.7とかなり遅めの決着。
しかし例年にはないくらいのスローペースだったし、上位2頭はまさしく切れ味の差をみせつけたレース。それぞれ収穫はあったはずだ。

勝ったペールギュントはやや強引に位置取りを下げて後方2番手。マイネルハーティーただ1頭を相手と見込んでのレースだった。3角の下りでマイネルハーティーを突っつくようにプレッシャーを掛け、そして相手に先に動かせてから自らもゴーサイン。直線は大外に持ち出して、真一文字に伸びるかと思われたが、残り200mからは内にもたれてマトモに追えずじまい。内からマイネルハーティーが来てくれたおかげで、まだ真っ直ぐ走れたが、外から来られていたら大きく内にもたれたかもしれない。結果はハナ差の辛勝だが、ほとんど追えない状況で上がり3Fが34.0秒という結果だから、やはり能力は高いはずだ。

これで重賞を4戦してすべて3着以内の結果。今年のクラシック戦線において、このペールギュントが能力を測る物差しとなる可能性が高いだろう。
この馬自身としてはこの距離でも掛かり気味だった事からも、道中の折り合いと直線のモタれる癖の解消が急務だ。だがどう折り合っても2000mまでが限界のような感じはするが・・・。


2着マイネルハーティーもハナ差の2着。4角で若干仕掛けを遅らせた分だけ、最後は詰め寄れた感じだが、相手は直線モタれ通しでのゴール。斤量差も1キロあっただけに、接戦の内容ながらこれで相手を負かせなかったのは痛いだろう。だが末脚は本当によく切れた。平坦コース向きの感じはするが、坂のあるコースでも好走できれば本物。次走の内容にも注目はしてみたい。

マルカジークも後方から脚を伸ばして3着。しかしタイム的な事を考えると、あまり大きな事は言えない。直線が長いコース向きのタイプだが、現時点でクラシック戦線を好走できそうな材料があまり見当たらない・・・。

ディープサマーは不得意の末勝負の展開ながら、この時計で4着という結果は案外。直線も残り100mで失速しており、この内容を見る限りは、完全にクラシック戦線から脱落した感はある。

5着ライラプスは直線でディープサマーとマイネルハーティーに寄られて、怯んでしまうシーンあり。しかし立て直してからもよく伸びており、牡馬相手のレースだった事を思えば上々の出来かも。今回は不利があった事と、次回は牝馬限定となれば全く結果は違ってくるはず。

【払戻金】
単 勝  02  150円
複 勝   02  110円
   04  170円
   05  220円
枠 連  02-04  290円
馬 連  02-04  480円
ワイド   02-04  230円
   02-05  330円
   04-05  860円
馬 単  02-04  610円
3連複  02-04-05  1,250円
3連単  02-04-05  2,970円


【着順】
馬   名 性年 斤量 騎手 タイム 着差 前3F 後3F
1 2 2 ペールギュント 牡3 57.0 武豊 1.35.7   37.8 34.0 1
2 4 4 マイネルハーティー 牡3 56.0 安藤勝 1.35.7 ハナ 37.7 34.1 3
3 4 5 マルカジーク 牡3 56.0 福永 1.36.1 2 1/2 37.4 34.6 4
4 6 9 ディープサマー 牡3 56.0 藤田 1.36.1 クビ 36.9 34.9 2
5 7 10 ライラプス 牝3 54.0 松永 1.36.2 1/2 36.9 34.9 5