アーリントンC レース回顧

勝ちタイム1.34.3はここ数年の同レースの中でも、02年のタニノギムレットがマークした1.33.9に次ぐ好タイム。しかも勝ち馬は逃げ切りでこのタイムを収めているだけに、今後の飛躍が大いに期待される。

勝ち馬のビッグプラネットはゲートを突き破るかのような好スタート。楽にハナを切って、澱みの無いラップを連発。4角から直線にかけての手応えも抜群で、直線も後続を突き放しゴール前の坂も全く苦にせずの押し切って見せた。

距離延長・ゴール前の坂と課題はいくつかあったが、それを物ともしない内容での勝利。特筆すべきはやはりゴール前の坂でまったく脚色が鈍らなかった事だろう。全くの平均ペースで行って終いもシッカリ。そして1.34.3の好タイムで、重賞で3着続きのマルカジークに0.7秒突き放しての勝利なのだから今後の展望は大いに広がる。

次なる課題は揉まれた時とか絡まれた時だろう。できればここで経験し、その対応力を見てみたかったのが本音。あまりにもスンナリと行き過ぎている分だけ、逆の展開になった時に多少の不安があるのは事実だろう。だがスピード能力は非凡。阪神マイルでこの内容だから、距離も2000mまでなら持つかもしれない。

2着セイウンニムカウは折り合いに専念して、直線勝負の競馬。4角でも抑えきれない程の手応えだったが、直線で追われてからの反応が今ひとつ。しかしゴール前の坂をあたりから豪快な伸び脚を見せて2着入選。過去2戦の内容からもエンジンの掛かりが遅かったり、途中で走る気をなくしたりとやや不安定な面がある馬。過去の対戦実績と今回のレース内容からも、重賞戦線でも相当走れても良い器なのだが・・・・。

3着インプレッションもよく頑張ってはいるのだが、現状ではどうも決め手に欠けるという印象だし、速い時計への対応力にも疑問が残ったままとなった。まぁ今回は相手が悪かったと考える事も出来るけど。

マルカジークは3角過ぎから捲り気味に上がっていったが、直線の坂の付近で止まった。現状ではマイルがギリギリ、1400mくらいがベストなのかも。

ロードマジェスティは勝負所での反応が悪く、ちょっと置かれ気味。直線もジワジワと伸びて5着にきているが、勝ち馬とは1.0秒差。見どころも少なく、現時点で3歳の一線級からは降格という印象だ。


【払戻金】
単 勝  10  210円
複 勝   10  150円
   09  250円
   01  180円
枠 連  07-07  1,580円
馬 連  09-10  1,590円
ワイド   09-10  570円
   01-10  380円
   01-09  850円
馬 単  10-09  1,860円
3連複  01-09-10  3,130円
3連単  10-09-01  11,160円



【着順】
馬   名 性年 斤量 騎手 タイム 着差 前3F 後3F
1 7 10 ビッグプラネット 牡3 56.0 武豊 1.34.3   35.0 35.9 1
2 7 9 セイウンニムカウ 牡3 56.0 安藤勝 1.34.6 1 3/4 36.6 35.5 6
3 1 1 インプレッション 牡3 56.0 松永 1.34.8 1 1/4 35.6 36.2 3
4 6 7 マルカジーク 牡3 56.0 四位 1.35.0 1 36.8 35.9 2
5 6 8 ロードマジェスティ 牡3 56.0 藤田 1.35.3 2 35.8 36.6 5