きさらぎ賞 レース回顧


やはりこのレースもスローの瞬発力勝負。
勝ちタイムも1.48.5とここ数年では平凡なタイムとなった。

勝ったコンゴウリキシオーは4、角で後続を突き放すように早めの仕掛け。後続勢とはやや馬群が離れていた為に、この早めのスパートが功を奏しての勝利だろう。あの手応えで4角で後続との差はかなりあったのに、終わってみればアドマイヤフジに半馬身ばで詰め寄られている事からも、この馬は末が切れるタイプではない(上がり3Fは34.5秒マークしているが・・)。直線も追われてからの反応がやや鈍い印象もあったし、ゴール前でもグイッと伸びる印象もない。持続的な脚を求められる展開でこその馬であろうし、今回は4角の早めの仕掛けが最大限に生きた。

相手関係云々という事になるとシックスセンスを0.2秒差をつけて下しているのだから、当然クラシック戦線でも・・・という見解になるのが普通か。脚質的にも皐月賞候補ともいえるが、反応の鈍さを考えるとちょっと微妙かも。それよりキレもせず、バテもせずと言う脚を使えるのだから、むしろ東京コース向きと考えた方がいいかも。ただダービーで買えるという馬という訳では無いかもしれない。

マキハタサーメットは上手く自分のペースの持ち込んで2着を確保。こちらも切れる脚はないが、勝ち馬より1キロ重い斤量だったし、京都の外回りコースでよく踏ん張った方だろう。戦前は距離経験の無さが心配されたが、この内容ならある程度距離のメドは立ったはず。今回はやや展開に恵まれた感もあるので、次走でクラシック戦線に通用するかどうかの見極めをしたいところ。このテのタイプは人気になりにくいので、常に警戒が必要になりそうな予感もある。

アドマイヤフジは結果的に位置取りが後ろ過ぎた感じはある。直線も大外から33.7秒の脚を見せたが3着まで。脚質的な問題から、どうしても前が止まるか止まらないかで結果が左右されてしまう馬。勝ち味に遅い感は拭い切れなかったが、末脚は一級品である所は証明してみせた。しかしこういう内容続きだと、皐月賞は無理っぽいなぁ・・・。

シックスセンスはアドマイヤフジと同じような内容だったが、切れ味の差が出て4着。堅実な走りは馬券購入者にとってはありがたいが、どうも相手なりの感じが出てきた。3.4走前の末脚のインパクトが強すぎたために末勝負でこその馬と思っていたが、案外早め早めの競馬の方があっているかも。

テイエムヒットベは4角で先頭に並ぶ勢いから、最後の最後までよく粘ったが、ゴール前でガラリと大勢が変わってしまって5着まで。スムーズに先手を取れるとかなり粘っこい競馬をする馬だし、しかしこの面子で0.2秒差なら上出来。

【払戻金】
単 勝  07  370円
複 勝   07  150円
   05  480円
   08  120円
枠 連  05-07  3,500円
馬 連  05-07  3,550円
ワイド   05-07  1,020円
   07-08  210円
   05-08  890円
馬 単  07-05  5,640円
3連複  05-07-08  2,770円
3連単  07-05-08  20,330円



【着順】
馬   名 性年 斤量 騎手 タイム 着差 前3F 後3F
1 7 7 コンゴウリキシオー 牡3 56.0 藤田 1.48.5   37.3 34.5 2
2 5 5 マキハタサーメット 牡3 57.0 松永 1.48.5 ハナ 36.6 35.0 6
3 8 8 アドマイヤフジ 牡3 56.0 武豊 1.48.6 1/2 37.9 33.7 1
4 3 3 シックスセンス 牡3 56.0 四位 1.48.7 クビ 37.9 34.0 3
5 4 4 テイエムヒットベ 牡3 56.0 熊沢 1.48.7 アタマ 36.9 35.0 7