ダービー興CT  レース回顧


勝ちタイム1.32.3は速い。このタイムで後続に2馬身の差をつけて圧勝したのは、2004年の皐月賞馬ダイワメジャー

レースは終始2番手の絶好位追走。3角過ぎから自らジワジワと動いて進出開始。直線も切れる感じはないが、力強く伸びての完勝。4角のコーナーワークなどを見ても流石小回り巧者とも言える走りを見せていたし、57.5キロのトップハンデを背負ってこのタイムの勝利は大いに評価できるものだ。

天皇賞・秋の後、喉の手術を施しての再出発となったレース。それでいて完璧とも言えるレース内容を示し、これで一躍安田記念の有力候補にまでなった。

さてその安田記念。この馬の過去の戦跡から見ても中山コースがベストである事には違いないが、この日の直線での脚色が案外力強い印象があったので、東京の長い直線でもしぶとく粘り込める可能性もありそうだ。昨年のダービーは6着とは言え2.24.3というタイムで走破しており、東京コースに対しての不安はほとど無いと見ていいだろう。あとはそんなにキレるタイプじゃないので、ある程度先行できる事が条件。イメージとしては好位のインでラチ沿い一杯で粘りこむ・・・という型だが、果たしてどうなるか。


2着のチアズメッセージは出負け気味に加えて、中山のマイルというコース形態の影響もあって後方からの競馬。しかし4角から直線にかけては大外に持ち出すと、直線で鋭く差し込んで2着。牝馬限定戦でしか結果が出ていなかったが、今回の手薄なメンバー構成に加えて54.0キロというハンデも好影響を与えた感じ。

3着トレジャーは中山巧者らしく内枠を利しての好走。同じく4着のエルカミーノも直線は最内強襲の型で4着と、中山巧者振りをみせつけた。

1人気マイネルソロモンは内々を上手く立ち回ったかのように見えたが、直線の伸びが案外で5着まで。休み明けの割には仕上がっているように見えたのだが、まだ内面的には仕上がりきっていなかったのだろうか。ただ次回は叩いての上積みは見込んでも良さそう。

ダイワエルシエーロは不可解な16着と大敗。2角でダイワメジャーに寄られるシーンはあったが、そう大きく影響したとも考えられない。3角ですでに一杯になるなど、やや体調面に不安があったのかもしれない。近走は馬体が減り続けているのもの気になる。

【払戻金】
単 勝  05  580円
複 勝   05  320円
   14  790円
   01  490円
枠 連  03-07  5,660円
馬 連  05-14  12,190円
ワイド   05-14  3,590円
   01-05  2,380円
   01-14  4,380円
馬 単  05-14  18,490円
3連複  01-05-14  80,360円
3連単  05-14-01  456,560円





【着順】
馬   名 性年 斤量 騎手 タイム 着差 前3F 後3F
1 3 5 ダイワメジャー 牡4 57.5 柴田善 1.32.3   34.9 34.5 3
2 7 14 チアズメッセージ 牝5 54.0 田中勝 1.32.6 2 35.9 34.0 10
3 1 1 トレジャー 牡7 54.0 北村宏 1.32.6 アタマ 35.2 34.5 8
4 4 7 エルカミーノ 牡7 53.0 江田照 1.32.7 3/4 35.9 34.1 14
5 2 4 マイネルソロモン 牡5 57.0 後藤浩 1.32.7 クビ 35.7 34.4 1