ジャパンカップ
〜レース回顧〜
(掲載)


レース直前に雨は上がり、馬場も不良から重へと回復。
しかし前日から降り続いた雨の影響で、想像以上に悪い馬場だったのだろう。キレ重視の馬はことごとく馬群に沈んだ。それどころか向こう正面からゴールまでほとんど着順の入れ替わりすら無かった。

勝ったのは
タップダンスシチー
最内枠という事もあったが予定通りとも言える逃げ。前半3Fを37.7秒とスローに落としたかと思えば、向こう正面に入ってからは12.4-11.8-12.2秒とペースを上げて後続を突き放して後方を撹乱する。そして3角で一旦緩めて、直線入り口から再び後続を突き放しての完勝。

結果は9馬身差の圧勝。
後続の馬が重馬場でキレが殺がれた事や、上手いペース配分で後続を惑わせたというのもあるが、それにしても9馬身差を認めぬという人間がいるのだろうか。たとえ良馬場であったとしても同様の展開なら5馬身は差がついているだろう。ましてやこの馬自身が道悪得意という馬ではなかった。

元々持続力を問われるレースに強い事は昨年の有馬記念以降の走りで証明している。今回も向こう正面から強気に後続を突き放しに掛かった鞍上の判断も評価したい。

2着は2番手追走の
ザッツザプレンティが何とか踏ん張った。
この馬自身の前半3Fが38.3秒で後半3Fが38.0秒。持続力と重馬場を苦にしないという点だけでの2着だろう。今回は2番手からそのまま雪崩れ込んだというだけだし、さして評価の対象にはなりにくい。良馬場であれば完敗している事が予想されるし、勝ち馬から1.5秒も離された内容では・・・。。

1人気の
シンボリクリスエスは中団から何とか差を詰めようとしたが3着が精一杯。馬場が幾分マシな外目を通ってきたものの、ジリジリとしか伸びないのだから、やはり敗因はこの馬場だろう。しかし馬場の悪い事は分かりきっているし、ぺリエにしては珍しく位置取りをミスった感じもするが・・・。

ネオユニヴァースは望みどおりの馬場コンディションもゴール前でシンボリに差されて4着。直線半ばで2着はあるかという伸びだったが、残り100mで脚が上がった。しかしいくら重馬場とはいえど4角の位置取りを考えるとかなりの脚を使っている。ただ一番馬場の悪い所を通っての脚。むしろこの後の反動の方が心配だ。

アクティブバイオは4番手追走からそのままなだれ込み。さして見どころらしいものは無かった。

外国馬は総崩れ。
最大の要因はこの馬場だが、されにしても外国馬の最先着となるタイガーテイルでさえ勝ち馬から1.9秒差。2着馬から見ても0.4秒の差は期待はずれも甚だしい。外国馬の中では実績ナンバーワンだった
ジョハーは16着と大敗。調整に狂いが生じた影響もあるだろうが、勝ち馬から6.9秒という結果には?がつく。昨年のJC2着のサラファンも7.2秒差で外国馬のだらしなさだけが目立ったレース。

最後に注意しておきたいのが今回上位に入選し、目一杯走った馬。
これらの馬のほとんどが有馬記念に向かうのだろうが、今回の馬場で激走した反動が出る可能性が高い。特に今回で秋3走目となる馬はもう上積みは無いと見ていいだろう。




【払戻金】
単 勝  01  1,380円  
複 勝   01  280円  
   10  300円  
   05  110円  
枠 連  01-05  2,290円  11人気
馬 連  01-10  7,020円  26人気
ワイド   01-10  1,710円  22人気
   01-05  470円  2人気
   05-10  570円  4人気
馬 単  01-10  15,660円  47人気
3連複  01-05-10  4,210円  12人気

【着順】
馬   名 性年 斤量 騎手 タイム 着差 後3F 馬体重
1 1 1 タップダンスシチー 牡6 57.0 佐藤哲 2.28.7   37.4 4 502 (0)
2 5 10 ザッツザプレンティ 牡3 55.0 安藤勝 2.30.2 9 38.0 5 496 (+4)
3 3 5 シンボリクリスエス 牡4 57.0 ペリエ 2.30.3 3/4 37.1 1 540 (+6)
4 4 8 ネオユニヴァース 牡3 55.0 デムーロ 2.30.3 アタマ 37.0 2 488 (-4)
5 6 11 アクティブバイオ 牡6 57.0 武幸 2.30.5 1 1/4 38.1 15 500 (+2)
6 8 17 タイガーテイル 牝4 55.0 ジレ 2.30.6 クビ 37.0 14 460 (+6)
7 5 9 アンジュガブリエル 牡5 57.0 ジャルネ 2.30.7 1/2 37.6 3 514
8 1 2 デノン 牡5 57.0 ナカタニ 2.30.8 1/2 37.9 7 458
9 7 14 イズリントン 牝4 55.0 ファロン 2.31.0 1 1/4 38.4 8 466
10 6 12 ダービーレグノ 牡5 57.0 2.31.2 1 1/2 37.1 18 458 (+6)
11 8 18 サンライズペガサス 牡5 57.0 柴田善 2.31.3 1/2 37.7 12 482 (-6)
12 3 6 アナマリー 牝4 55.0 ルメール 2.31.3 クビ 37.9 17 454 (+6)
13 7 15 スルーヴァレイ 牡6 57.0 シャヴ 2.31.3 ハナ 38.8 16 560
14 2 3 サクラプレジデント 牡3 55.0 武豊 2.31.4 1/2 37.7 10 480 (-8)
15 4 7 ツルマルボーイ 牡5 57.0 横山典 2.31.9 3 38.1 9 462 (+2)
16 7 13 ジョハー 牡4 57.0 ソリス 2.35.6 大差 42.6 6 478
17 8 16 サラファン せ6 57.0 エスピ 2.35.9 2 42.5 13 510
18 2 4 フィールズオブオマー せ6 57.0 キング 2.38.2 大差 45.2 11 524

ペース M
通過タイム 37.7-50.1-1.01.9-1.14.1-1.26.3-1.39.1-1.51.3-2.03.3-2.15.7-2.28.7
ラップタイム 12.9-11.7-13.1-12.4-11.8-12.2-12.2-12.8-12.2-12.0-12.4-13.0
2 角 1.10.4.11.9(6.14)5(2.13)16(8.18)15.17.3.12.7
向正面 1=10.11(4.9.14)13.5(15.6.16)2(8.18)17(3.7)12
3 角 1=10.11(15.14)4.13(9.5)(6.16)2.8(17.18)-(3.7)12
4 角 1=10.11(15.14)-(2.4.13)(9.5)(8.6.16)(17.18)(3.7)-12




予想についての説明 参考データについて
ODDS-ON競馬予想大会
重賞 ミニデータ
過去10年で(02年を除く)3枠の馬は【3.1.0.13】、4枠の馬は【3.2.0.12】
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参考ページ
調教診断(サラブの王様へ)  競馬情報館  
ジャパンカップ
〜レース予想〜
(11/29 00:30掲載)

日曜も関東地方の天候は雨模様との事。
時期が時期だし雨が止んだとしても、馬場の回復は難しいだろう。
重馬場を前提とした場合はツルマルボーイ、サクラプレジデント、サンライズペガサスあたりは全く買えない事になる。

さて問題は
○シンボリクリスエスが重馬場でも走れるのかどうか。
過去の戦績を見る限りは2戦目に不良馬場で2着に敗れているが、これをもって重馬場不得意と決め付けるのもどうか。昨年の有馬記念は稍重で勝っているし、道悪が全くダメというタイプではなさそう。ただ重馬場得意とも言い切れないところが実に悩ましいところだ。

しかし天皇賞・秋でのレースぶりは実に素晴らしかった。依然として調教での動きは目立つし、叩き2走目でさらなる上積みもあるかもしれない。鞍上には引き続きぺリエを迎えるなど強調材料は多い。しかし重馬場となった時に切れ味が鈍る可能性はあるし、1人気確実でマークも厳しくなる。持てる能力をフルに発揮するにはやはり良馬場が望ましい事だけは事実だろう。

中心には重得意の
◎ザッツザプレンティにしてみたい。
シンボリとは対照的に切れ味勝負ではあまりにも分が悪すぎる馬。前走の菊花賞にしても早めスパートで後続の末脚を封じ込めたという内容で、鞍上もここに来てようやくこの馬の乗り方を掴んだようだ。重実績は昨年のラジオたんぱ2杯歳S、今年の日本ダービーなどで実証済みという点は他馬にはない強調材料になる。底力を問われる東京2400mだから、そして重馬場になりそうだからこそこの馬を狙ってみたい。

▲タップダンスシチーはJC一本に狙いを定めてきたローテには好感が持てる。
メンバーを見渡しても行く馬がいないだけに展開的に有利になりそうだし、調教でも文句ないほどの動き。問題は馬場状態との兼ね合いだが、意外と馬場が渋っても好走例は多い。世間で言われているほど心配は無いかもしれない。

外国馬からは重実績もある
△デノンだけを警戒しておきたい。
あとの外国馬はマークするとキリがないので・・・。

大穴はトニービン産駒の
★ダービーレグノ
この馬も重実績はあるし、4走前の目黒記念で好走したようにこの距離でも対応はできる。左回りでのトニービンの血にも期待。



ネオユニヴァースは菊花賞で一杯になったイメージがある。夏は宝塚記念を使ったし、菊以上の上積みとなると・・・。距離短縮と道悪はプラス条件だが、個人的な考えの中でこれ以上の強調材料を見出せなかったので無印。

外国馬の中でもBCターフを勝ってきた
ジョハーは印が回っても然るべき存在だが、この中間外傷で2日間も馬場入りできなかったという事を重くみた。遠征馬にとってこの調整遅れは致命傷だろう。



 ジャパンカップ (東京・芝2400m)
予想 馬番 馬名 性齢 負担
重量
騎手 参考データ
羽柴 ひろ CP 調教 重馬場 先行 末脚 騎手 R指数
 1  1 タップダンスシチー 牡 6 57.0kg 佐藤哲三
 1  2 [外] デノン       牡 5 57.0kg ナカタニ
 2  3 サクラプレジデント 牡 3 55.0kg 武豊
 2  4 [外] フィールズオブオマ せ 6 57.0kg キング
 3  5 シンボリクリスエス 牡 4 57.0kg ペリエ
 3  6 [外] アナマリー     牝 4 55.0kg ルメール
 4  7 ツルマルボーイ   牡 5 57.0kg 横山典弘
 4  8 ネオユニヴァース  牡 3 55.0kg デムーロ
 5  9 [外] アンジュガブリエル 牡 5 57.0kg ジャルネ
 5  10 ザッツザプレンティ 牡 3 55.0kg 安藤勝己
 6  11 アクティブバイオ  牡 6 57.0kg 武幸四郎
 6  12 ダービーレグノ   牡 5 57.0kg 幸英明
 7  13 [外] ジョハー      牡 4 57.0kg ソリス
 7  14 [外] イズリントン    牝 4 55.0kg ファロン
 7  15 [外] スルーヴァレイ   牡 6 57.0kg シャヴェス
×  8  16 [外] サラファン     せ 6 57.0kg エスピノーザ
 8  17 [外] タイガーテイル   牝 4 55.0kg ジレ
 8  18 サンライズペガサス 牡 5 57.0kg 柴田善臣

買い目
羽柴 ひろ CP
馬連
5-10
1-10
2-10
10-12
馬連
1-5-8 BOX
馬連
1-5-7-8 BOX
3連複
1-5-7-8 BOX