マイルCS
〜レース回顧〜
(11/23 17:15掲載)

メンバーは揃ったが飛び抜けた存在がなく大混戦のレース。

勝敗を分けたのは荒れ始めた京都の馬場。
勝ったデュランダルは後方2番手で脚を溜め、直線は躊躇なく馬場の良い大外に持ち出して末脚炸裂。見事に16頭を差し切った。1人気サイドワインダーは最内枠という事もあったし道中全く外に出せない展開。直線も止む無く内を衝いたが、ここは現在最も荒れている馬場。直線で伸びきれなかったのも致し方ない。

デュランダルはこれでスプリンターズSとマイルCSと短距離G1を連勝。今回の勝因は圧倒的有利な大外に持ち出した事と、この馬自身の体調がこれ以上にない程好調だった事だろう。ここ最近の走りを見るとどうしてもスプリンターというイメージを持ってしまいがちだが、以前はマイル戦線でも走っており、さらに坂のあるマイルでも好走例があった。直線平坦の京都マイルなら十分に通用する可能性はあったわけだ。

デビューが遅く今回で僅かに12戦を走っているだけ。使い減りもしておらず、まだまだ上を目指せる素材。来シーズン以降のマイル戦線の主役は間違いなくこの馬になる。

2着
ファインモーションはスタート直後からガッチリ抑えて、中団外目で控える競馬。直線でも馬場の良いところを慎重に選んで通っており、上り3Fは34.1秒とこの馬の長所を最大限に引き出しての内容。勝ち馬の決め手に屈したものの、この2着はそれなりに評価できる結果と言えよう。

しかしまだ本調子でないのか、はたまた初のマイルに戸惑ったのか、直線でのエンジンの掛かりが遅かったようにも見えた。距離適性はやはり2000m前後にあるのもだと思われる。

3着
ギャラントアローは残り50mまで単独先頭。最後の最後で一気に外から2頭に交わされたが、それでも3着を死守。3連複、ワイドでの高配頭を演出した。道中楽に逃げさせてもらえたと思われがちだが、実際には結構マグナーテンに絡まれている。それでも行き切ってしまえば実に渋太い。この突っつかれる展開、さらに馬場の最も悪い最内を通ってのもの、さらに不安視された距離での内容という事を考えると、かなりの評価を与えられて当然。相当地力をつけてきている。

バランスオブゲームはほぼ理想の競馬ができたはずだが、直線伸びきれず4着まで。マイル戦で決め手を問われる展開になるとやはり厳しいのだろうか?この1年は1800〜2500まで幅広い距離を使われて結果を残してきただけに、久々のマイルでは戸惑った可能性はある。それに以前からマイラーというイメージを持っていたが、今後は中距離馬として扱った方がよさそう。

ミレニアムバイオは5着敗退。敗退の理由はいろいろとあるが、とにかく買い手にとっても扱いが難しいというを再認識させられたレース。過去の戦績を見ても坂のあるコースや力のいる馬場での好走が目立っており、京都のようなコースでは逆に不向きな可能性すら出てきた。敗因として考えられるのは、返し馬で落馬させたり、ゲート入りを嫌がるなど、かなり精神面でイライラした様子はあったので、これらの要素がレースに影響したかも。

1人気
サイドワインダーは前述したように終始馬場の悪いところを走るハメになったのが最も響いた。京阪杯・京都金杯で勝った時は後方待機で直線大外というパターンで来ただけに、今回は全く逆のパターン。これが本来の姿ではないだけに、次回の巻き返しに期待したい。


【払戻金】
単 勝  11  810円  
複 勝   11  280円  
   18  260円  
   03  760円  
枠 連  06-08  1,970円  9人気
馬 連  11-18  3,240円  10人気
ワイド   11-18  1,340円  11人気
   03-11  2,660円  33人気
   03-18  3,140円  43人気
馬 単  11-18  6,920円  23人気
3連複  03-11-18  34,480円  99人気


【着順】
馬   名 性年 斤量 騎手 タイム 着差 後3F 馬体重
1 6 11 デュランダル 牡4 57.0 池添 1.33.3   33.5 5 452 (+6)
2 8 18 ファインモーション 牝4 55.0 武豊 1.33.4 3/4 34.1 2 484 (+2)
3 2 3 ギャラントアロー 牡3 56.0 1.33.6 1 1/4 36.0 10 508 (+6)
4 5 10 バランスオブゲーム 牡4 57.0 田中勝 1.33.6 クビ 34.6 4 472 (+4)
5 7 13 ミレニアムバイオ 牡5 57.0 四位 1.33.7 1/2 34.2 3 494 (+10)
6 4 8 イーグルカフェ 牡6 57.0 藤田 1.33.8 クビ 34.4 13 468 (+4)
7 7 14 エイシンチャンプ 牡3 56.0 安藤勝 1.33.8 ハナ 34.7 7 494 (-8)
8 1 2 サイドワインダー 牡5 57.0 福永 1.33.8 ハナ 34.6 1 502 (+8)
9 3 5 スペシャルカルドゥーン 牡4 57.0 ブフ 1.33.8 アタマ 34.6 11 428
10 4 7 マグナーテン せ7 57.0 ペリエ 1.34.0 1 36.3 8 512 (+2)
11 8 16 マイソールサウンド 牡4 57.0 本田 1.34.1 1/2 34.3 15 466 (0)
12 1 1 オースミコスモ 牝4 55.0 常石 1.34.1 クビ 35.1 14 436 (+8)
13 5 9 ロサード 牡7 57.0 角田 1.34.1 ハナ 34.1 16 434 (+4)
14 8 17 テレグノシス 牡4 57.0 勝浦 1.34.1 アタマ 34.5 6 464
15 3 6 ウインクリューガー 牡3 56.0 武幸 1.34.1 ハナ 35.4 9 488 (+14)
16 6 12 トゥスール 牡3 56.0 ファロン 1.34.3 1 34.7 12 416
17 2 4 テイエムサンデー 牡7 57.0 秋山 1.34.3 ハナ 34.9 18 498 (+2)
18 7 15 イルバチオ 牝6 55.0 川島信 1.34.3 クビ 34.3 17 492 (0)

ペース H
通過タイム 34.4-46.0-57.6-1.08.8-1.20.9-1.33.3
ラップタイム 12.4-10.7-11.3-11.6-11.6-11.2-12.1-12.4
向正面 3.7.6.1.10.14(2.4)5.18.13.8.12-16.17.15.11-9
3 角 3.7=6-(1.10)(2.5.14)18(8.4.13)12(16.17)(15.11)9
4 角 3.7=6(1.10)14(2.5.18)(8.4)(13.12.17)(16.11)(15.9)



予想についての説明 参考データについて
ODDS-ON競馬予想大会
重賞 ミニデータ
20頭中13頭までが2走以内に勝っている。
2走以内に勝ってなかった馬の7頭のうち、3頭は前走G1での敗戦。

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参考ページ
調教診断(サラブの王様へ)  競馬情報館  
マイルCS
〜レース予想〜
(11/21 23:00掲載)


京都外回りの1600m。
この舞台なら
◎サイドワインダー中心で間違いないだろう。
全7勝のうち6勝が京都コースと絶好の成績。昨年の保津峡特別や京都金杯などの末脚などをみても京都コースでこその馬とさえ思えた。しかし前走の富士Sでは休み明け、初コースという条件の中で内容ある2着と好走。東京マイルでしかもマイル路線を目指す錚々たるメンバーの中で結果で、力関係云々という心配は全く無い。叩き2走目での上積みも見込めるし、調教での動きもほぼ満点に近い内容。ここはほぼ確勝級だと言い切っても良いくらいだ。

スプリンターズS勝ちの
○デュランダルは中山・阪神など直線に坂のあるコースのマイルで勝った実績があり、距離的な心配は全くしなくていい。また出遅れ癖のある馬だけに、少しでも距離が長い方が致命傷にならなくていいだろう。ここ2走はキレ味が際立っており、特に前走のスプリンターズSはビリーヴが止まったという内容だが、それでも大外を回っての差し切り勝ちはかなりの評価が与えられていい。ただ脚の使いどころが難しい感じの馬。もしかしたら長い直線コースは不向きなのか・・?という心配はある。

▲ミレニアムバイオはメンツの揃った富士Sでは異質の内容だった事、その富士Sから1キロ減の57キロでの出走と強調材料は揃っている。死角らしい死角は無い様にも見えたのだが、ここに来て鞍上が武豊から四位に替わるのはプラス材料とは言えない。そして行きたがる気性なだけに7枠というのも多少気になる要素ではある。よって3番手に止めた。

穴では
★ギャラントアローに注目。
マイルはギリギリの距離だが、1200〜1400でハイペースでも粘りきった実績が豊富なところが魅力。前走も人気薄の逃げだったとは言え、2着以下に0.4秒も差をつけての勝利だから認められてもいいはずだ。


最後まで取捨に迷ったのは
バランスオブゲーム。毎日王冠での内容も良かったし調教でも好調ぶりを示していた馬。しかしマイル実績が無いし、輸送すると結果が今ひとつなところが気になって見送った。

また
ファインモーションも能力は認めてもいいが、今回その能力が出し切れるかどうかは疑問。調教でも終いが鈍っており、本調子では無いと判断して無印。

マグナーテンも侮れない存在だが前走があまりにも負けすぎ。調教でも一変が見込めるほどでは無いと思われたが・・・。


 マイルCS (京都・芝1600m)
予想 馬番 馬名 性齢 負担
重量
騎手 参考データ
羽柴 ひろ CP 調教 重馬場 先行 末脚 騎手 R指数
 1  1 オースミコスモ   牝 4 55.0kg 常石勝義
 1  2 サイドワインダー  牡 5 57.0kg 福永祐一
 2  3 ギャラントアロー  牡 3 56.0kg 幸英明
 2  4 テイエムサンデー  牡 7 57.0kg 秋山真一郎
 3  5 [外] スペシャルカルドゥ 牡 4 57.0kg ブフ
 3  6 ウインクリューガー 牡 3 56.0kg 武幸四郎
 4  7 マグナーテン    せ 7 57.0kg ペリエ
 4  8 イーグルカフェ   牡 6 57.0kg 藤田伸二
 5  9 ロサード      牡 7 57.0kg 角田晃一
 5  10 バランスオブゲーム 牡 4 57.0kg 田中勝春
×  6  11 デュランダル    牡 4 57.0kg 池添謙一
 6  12 [外] トゥスール     牡 3 56.0kg ファロン
 7  13 ミレニアムバイオ  牡 5 57.0kg 四位洋文
 7  14 エイシンチャンプ  牡 3 56.0kg 安藤勝己
 7  15 イルバチオ     牝 6 55.0kg 川島信二
 8  16 マイソールサウンド 牡 4 57.0kg 本田優
 8  17 テレグノシス    牡 4 57.0kg 勝浦正樹
 8  18 ファインモーション 牝 4 55.0kg 武豊

買い目
羽柴 ひろ CP
馬連
2-11
2-13
2-3
馬単
2-11
2-13
馬連
2-6-13 BOX
馬連
2-13-14-18
3連複
2-13-14-18