阪神JF
〜レース回顧〜
(12/08 20:20掲載)

逃げ・先行が予想された5枠の2頭が揃って出遅れ。1000m通過が60.7秒と阪神マイルにしてはかなりのスローペース。これでは勝ちタイムが1.35.9と平凡以下となっても致し方ない。それに1〜5着馬までが0.2秒以内で展開次第ではどう転んだか分からないレース。来年春のクラシックも大混戦となる可能性がある。

また上位4頭までが外枠の馬。特に阪神マイルコースでは外枠が不利とされ、ましてや今回は18頭フルゲート。それらの馬が揃って上位に突っ込んできた訳だが、この結果から考えると有利な内枠に入りながら敗れた馬は、今後クラシック戦線での台頭は望めない事になる。


勝ったヤマニンシュクルはスタート後少し位置取りを下げて後方からのレース。道中は脚を溜め、3角過ぎから大外から捲くり気味に上がっていき、直線は大外からグイグイと差を詰めて差し切り勝ち。
しかもこのスローペースでありながら終始大外を回っての差し切り勝ちには内容的には非常に良い。しかも上り34.5秒の脚で、この時期の2歳牝馬が見せる脚にしては相当な破壊力と言える。ただ直線半ばで内にヨレて審議の対象になるというシーンも。まだ幼さを残している感もあるが、時計面を除けば内容そのものは濃い。

今後はもちろん桜花賞→オークスのクラシック路線へ。今回の内容ならもちろん桜花賞でも期待はあるのだが、血統面や距離適性の観点からはやはりオークスの方が確実に好勝負になるだろう。桜は今回と同メンバーならともかく別路線組が参戦し、スピード勝負になった時にやや不安は残る。

2着
ヤマニンアルシオンは17番枠から思い切ってハナへ。有力な逃げ候補が出遅れた事もあったが、アッサリ先手を取ってスローに持ち込む。直線でも一旦は後続を突き放すなどのシーンもあったが、勝ち馬の決め手には屈して惜しくも2着。展開面でも恵まれた感はあったが、この馬の競馬は出来たはずだ。ただし今後の飛躍というのは多少不安がある。今回の走破時計もさして良いものでは無いし、思い返せばデビュー戦のタイムも平凡だった。血統的背景からここで一躍人気馬となりそうだが、過信は禁物だろう。桜花賞の前哨戦までにどれだけ成長しているかがカギになる。

コンコルディアは外枠から終始3番手追走。絶好位からの競馬だったが、直線での伸び脚が今ひとつ。結果として3着には入ったが、好位の外という願っても無い展開での結果であると考えた場合、今後の飛躍はそう期待できそうにない。この馬も時計勝負になるとキツイ面があるし、決め手も乏しい馬だけに・・・。

ロイヤルセランガーは大外18番という条件での4着。
道中は中団の後ろで控えて、3角過ぎから大外からジワジワと進出開始。直線入り口では絶好の手応えで先頭集団に取り付いたものの、直線での伸びが今ひとつ足りない。特に直線では残り200m付近から坂が応えたのか脚色が悪くなっている。基本的には1400mがベストなのだろう。しかし大外枠からの競馬としては上々。ただこの馬も時計面では分が悪いタイプなので、次回からもこの辺はシッカリと頭に入れておきたい。

1人気の
スイープトウショウは出遅れなかったものの、控えて後方からの競馬。勝負所でも馬なりで進出し、直線も満を持して仕掛けたが、一瞬勝ち馬に進路を塞がれる型になって後退。しかしもう一度立て直して大外から追込みを図っての5着。不利を受けながらも上り3Fがメンバー最速の34.3秒をマークしている事からも能力の高さが伺える。

初の阪神コースもほぼ問題ない走りはしていたし、現時点でも桜花賞の有力候補には間違いない。距離的にもマイルが限界といった感じではなく、2000mを超えても走れそうな印象を受けた。

2人気の
フィーユドゥレーヴは3角過ぎから手応えが怪しくなり、直線半ばで失速し12着と大敗。ペースにに戸惑ったと言えるほどの展開ではなかったし、大して揉まれたようにも見えなかった。直線も内にササるなど、まだ安定性には欠けるようだ。まだハッキリと言い切れないが、もしかしたら距離的には1400m以下が限界なのかもしれない。
【払戻金】
単 勝  16  1,480円  
複 勝   16  510円  
   17  1,110円  
   15  1,480円  
枠 連  08-08  2,340円  12人気
馬 連  16-17  19,700円  53人気
ワイド   16-17  5,380円  53人気
   15-16  8,930円  80人気
   15-17  21,670円  129人気
馬 単  16-17  37,920円  100人気
3連複  15-16-17  376,760円  480人気

【着順】
馬   名 性年 斤量 騎手 タイム 着差 後3F 馬体重
1 8 16 ヤマニンシュクル 牝2 54.0 四位 1.35.9   34.5 6 478 (+8)
2 8 17 ヤマニンアルシオン 牝2 54.0 岩田 1.35.9 クビ 35.2 10 430 (+8)
3 7 15 コンコルディア 牝2 54.0 柴田善 1.36.0 3/4 35.1 12 474 (-2)
4 8 18 ロイヤルセランガー 牝2 54.0 福永 1.36.0 ハナ 34.9 3 490 (-8)
5 2 4 スイープトウショウ 牝2 54.0 角田 1.36.1 クビ 34.3 1 456 (-2)
6 7 13 アズマサンダース 牝2 54.0 蛯名 1.36.2 3/4 35.2 5 466 (-6)
7 1 1 ヤマニンアラバスタ 牝2 54.0 松永 1.36.3 1/2 35.2 8 444 (-12)
8 2 3 マチカネエンジイロ 牝2 54.0 武豊 1.36.3 クビ 35.1 4 404 (0)
9 4 8 エンジェルクルー 牝2 54.0 本田 1.36.4 クビ 35.5 17 436 (-6)
10 5 9 マルターズヒート 牝2 54.0 安藤勝 1.36.4 ハナ 34.2 7 470 (0)
11 7 14 マコトキンギン 牝2 54.0 スミヨン 1.36.4 クビ 35.2 13 452 (-6)
12 4 7 フィーユドゥレーヴ 牝2 54.0 藤田 1.36.5 クビ 35.4 2 450 (-6)
13 5 10 ダンツアイリッシュ 牝2 54.0 池添 1.36.6 3/4 35.0 9 444 (-10)
14 3 6 エイシンヘーベ 牝2 54.0 小牧太 1.36.7 クビ 35.8 14 432 (+10)
15 3 5 ラブリープリンセス 牝2 54.0 1.36.7 ハナ 34.9 15 448 (-2)
16 6 11 クリスタルヴィオレ 牝2 54.0 坂井 1.36.7 アタマ 35.3 18 466 (-2)
17 1 2 グランプリオーロラ 牝2 54.0 熊沢 1.37.0 2 35.7 16 438 (-6)
18 6 12 ディアチャンス 牝2 54.0 ファロン 1.37.0 クビ 36.0 11 424 (-8)

ペース S
通過タイム 35.8-48.2-1.00.7-1.12.7-1.23.8-1.35.9
ラップタイム 12.5-11.5-11.8-12.4-12.5-12.0-11.1-12.1
2 角 17.6(1.7.8)(2.12.15)(3.14.13)(11.18)(4.16)10.5.9
向正面 17.6(8.15)7(1.12)14(2.13)3.18.11.16(4.10)5=9
3 角 17(6.8)15(1.7.12)(2.14.13)(11.3.18)16.10.4.5-9
4 角 17(8.15)(6.12.13)(7.18)(14.3)(1.16)(2.10)(11.4)5.9



予想についての説明 参考データについて
ODDS-ON競馬予想大会
重賞 ミニデータ
ファンタジーS組は過去6連対
競馬情報館  阪神JF  データ
競走馬検索
Ya!horse Japan
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参考ページ
調教診断(サラブの王様へ)  競馬情報館  
阪神JF
〜レース予想〜
(掲載)

1人気確実の△スイープトウショウだが、中心視するには少々危険かもしれない。
新馬戦、ファンタジーSと連勝で、しかも内容が2戦とも出遅れて大外から捲くるという戦法で快勝している。見た目の印象も然る事ながら、時計も優秀。しかしながら走法からしていかにも軽い芝が最適といった感じが見受けられる。坂のある阪神コースに替わって同じような走りができるかは微妙なところだろう。ここは押さえ程度で様子を見たい。

本命は
◎フィーユドゥレーヴ
ファンタジーSでは5着と敗れたが、追い切り本数そのものが少なく、大幅な馬体増が響いた感じだった内容。この中間はビッシリと追われているし、動きそのものも非常に良いので2走目の上積みは必ずありそうだ。そして血統的背景からも前走からの200m延長はプラスと言えるし、何より阪神の坂を苦にしないだけのパワーもある。このメンバーだと素直に信用できそうなのはこの馬だけだろう。

相手筆頭には
○マルターズヒートを取り上げたい。
前走のファンタジーSで3着好走だが、初の芝でのレースという事もあってか特に強調すべき材料はなかった。しかしその走りを見る限りはスピードよりパワーが勝っている感じで、阪神のようなコースは合っていると思えた。しかし本質的にはダート向きだろう。

▲ロイヤルセランガーはいかにも阪神コース向きの馬だが、大外18番枠というのが痛い。距離的にもマイルがギリギリという感じもあるだけに、これでは強くプッシュできず3番手まで。

大穴は
★エンシェルクルー
2走前のりんどう賞では最内で窮屈になりながらのレースだったが、それでも勝ち馬のロイヤルセランガーとの差は0.3秒。前走にしても不利が祟っての敗退だし、スッと好位につけれれば激走の可能性はありそうだ。




 阪神JF (阪神・芝1600m)
予想 馬番 馬名 性齢 負担
重量
騎手 参考データ
羽柴 ひろ CP 調教 重馬場 先行 末脚 騎手 R指数
 1  1 ヤマニンアラバスタ 牝 2 54.0kg 松永幹夫
 1  2 グランプリオーロラ 牝 2 54.0kg 熊沢重文
 2  3 マチカネエンジイロ 牝 2 54.0kg 武豊
 2  4 スイープトウショウ 牝 2 54.0kg 角田晃一
 3  5 ラブリープリンセス 牝 2 54.0kg 幸英明
 3  6 エイシンヘーベ   牝 2 54.0kg 小牧太
 4  7 フィーユドゥレーヴ 牝 2 54.0kg 藤田伸二
 4  8 エンジェルクルー  牝 2 54.0kg 本田優
 5  9 マルターズヒート  牝 2 54.0kg 安藤勝己
 5  10 ダンツアイリッシュ 牝 2 54.0kg 池添謙一
 6  11 クリスタルヴィオレ 牝 2 54.0kg 坂井千明
 6  12 ディアチャンス   牝 2 54.0kg ファロン
×  7  13 アズマサンダース  牝 2 54.0kg 蛯名正義
 7  14 マコトキンギン   牝 2 54.0kg スミヨン
 7  15 コンコルディア   牝 2 54.0kg 柴田善臣
 8  16 ヤマニンシュクル  牝 2 54.0kg 四位洋文
 8  17 ヤマニンアルシオン 牝 2 54.0kg 岩田康誠
 8  18 ロイヤルセランガー 牝 2 54.0kg 福永祐一

買い目
羽柴 ひろ CP
馬連
7-9
7-18
4-7
7-8
馬連
4-9-18 BOX
馬連
3-4-16-18 BOX
3連複
3-4-16-18 BOX