天皇賞・春 (京都・芝3200m)
馬番 馬名 性齢 負担
重量
騎手 調教 予想
 1  1 ザッツザプレンティ 牡 5 58.0kg 岩田康誠
 1  2 アクティブバイオ  牡 8 58.0kg 小牧太
 2  3 アドマイヤグルーヴ 牝 5 56.0kg 武豊
 2  4 トウショウナイト  牡 4 58.0kg 武士沢友治
 3  5 ユキノサンロイヤル 牡 8 58.0kg 小野次郎
 3  6 リンカーン     牡 5 58.0kg 福永祐一
 4  7 シルクフェイマス  牡 6 58.0kg 四位洋文
 4  8 ヒシミラクル    牡 6 58.0kg 角田晃一
 5  9 チャクラ      牡 5 58.0kg 後藤浩輝
 5  10 スズカマンボ    牡 4 58.0kg 安藤勝己
 6  11 ハイアーゲーム   牡 4 58.0kg 吉田豊
 6  12 [外] マカイビーディーヴ 牝 6 56.0kg G.ボス
 7  13 アイポッパー    牡 5 58.0kg 藤田伸二
 7  14 サンライズペガサス 牡 7 58.0kg 幸英明
 7  15 マイソールサウンド 牡 6 58.0kg 本田優
 8  16 ハーツクライ    牡 4 58.0kg 横山典弘
 8  17 ビッグゴールド   牡 7 58.0kg 和田竜二
 8  18 ブリットレーン   牡 6 58.0kg 吉田稔
予想についての説明
買い目
馬連 馬単 3連複 3連単
01-08
06-08
07-08
08-09
01-06-08
01-07-08
01-08-09
08-01-06
08-01-07
08-01-09
レース予想[羽柴]

天皇賞には毎年中心となる馬が存在していた。
91〜93年の
メジロマックイーン(90年菊花賞優勝馬)に始まり、
ライスシャワー(92年菊花賞馬)、ビワハヤヒデ(93年菊花賞馬)、
サクラローレル(菊花賞・未出走)、マヤノトップガン(95年菊花賞馬)、
メジロブライト(97年菊花賞・3着)スペシャルウィーク(98年菊花賞2着)。
2000年に突入すると
テイエムオペラオー(99年菊花賞・2着)と
ナリタトップロード(99年・菊花賞馬)の対決が中心だったし、
マンハッタンカフェ(01年菊花賞馬)、ヒシミラクル(02年菊花賞馬)
なども天皇賞春を盛り上げてきた。

ここで名を挙げた馬のほとんどが菊花賞で実績を残した馬であり、そしてほとんどが明け4歳の馬。どの馬も菊花賞実績だけでなく、血統的背景からも長距離はお得意分野の馬ばかりだった。この考え方で今年の天皇賞春を見てみると、明け4歳馬の菊花賞馬(デルタブルース)は出走表には載っておらず、2〜5着馬も同様に出走していない。これは極めて異例のケースだろう。

過去12年の天皇賞春を振り返ってみると、今回のケースに少し似ているシーズンがあった。それは1995年の天皇賞春の事。

1995年の天皇賞・春は前年の菊花賞馬でもあり、94年の牡馬三冠を制したナリタブライアンがリタイヤ。変わって前年の菊花賞3着のエアダブリンが1人気に推され、菊花賞6着ながら翌年の日経賞を制したインターライナーが2人気に支持されたレース。しかし結果はエアダブリン5着でインターライナーが4着で期待に応えられず。レースを制したのは92年菊花賞馬のライスシャワー(4人気)で、2着が93年菊花賞2着のステージチャンプ(6人気)、3着はハギノリアルキング(3人気)で1〜3着がスタミナ自慢のリアルシャダイ産駒だった。

また95年の天皇賞・春は勝ち馬ライスシャワーの3角からのロングスパートを仕掛け、自らがスタミナ勝負に持ち込んでそのまま押し切ったレースとしても観衆の記憶に残っている。


長くなったが、ようやく本題。
キーワードは菊花賞好走馬、長距離血統、ロングスパートだ。

上記の3つの条件を兼ね備えているのは02年菊花賞馬
◎ヒシミラクルだろう。02年の菊花賞、03年の天皇賞・春のレースからも3角からのロングスパートで、消耗戦に持ち込んで見事勝利を収めた馬。他にもリンカーンやザッツザプレンティなどもロングスパートができる馬だが、あちらは乗り替りがあった馬。ヒシミラクルは主戦の角田騎手がずっと手綱を取っており、スパートのタイミングもしっかりと把握できているはずで、今回も自ら動いていく可能性は高いだろう。この中間の追いきりを見てもかなり復調しているのは分かるし、前走の60キロ&道悪という条件での3着だから、さらなる上積みを見込んでもいいはず。04年以降はマトモな状態や舞台で走っておらず、この馬本来の走りが今回ようやくお目にかかれると見る。

相手は同じくロングスパートで03年の菊花賞を制した
○ザッツザプレンティ、03年菊花賞2着の▲リンカーンも同年の有馬記念では3角大捲りの戦術で2着を確保した実績あり。共に菊花賞好走馬でもあり、ロングスパートにも対応できる馬だ。今回は昨年の失態には目をつぶり、今年改めて期待をかけてみたい。なんせ04年の菊花賞好走組が揃って出てこないレース。ならば03年組が自動的に浮上してきてもおかしくない。

あとは持続的な脚をつかっていつも善戦している
△シルクフェイマス
勝ち切るイメージは無いが、必ず2〜3着には食い込んでくるタイプ。昨年も3着だったし、今回も先行して直線での粘りこみが見れるはず。

穴は菊花賞6着ながら目黒記念・ダイヤモンドSと長距離重賞を2つ制している
★チャクラ。自ら動くタイプではないが、他馬が動いて消耗戦に持ち込んでくれた時、浮上してくる可能性がある。


人気の一角を担うであろう
アイホッパーはスタミナを問われる展開で敗れた目黒記念、やや早い流れで勝ち切れなかった阪神大賞典の内容からも、スタミナの消耗戦に持ち込まれると不安のある馬と思われ、ここは敬遠。アドマイヤグルーヴも本質的に中距離で瞬発力を生かすタイプ。鞍上武豊をもってしても厳しい戦いになるのではないだろうか。サンライズペガサス、ハーツクライも瞬発力勝負でこその馬。ハーツクライは横山騎手だから他馬のペースなど関係なしに、この馬の末脚だけを使う騎乗法が濃厚だが、それでも3200mで直線一気はあまり考えられにくい。